Luaレッスン2.3「テーブルのデータを表示する」和訳

原典:

http://compasstech.com.au/TNS_Authoring/Scripting/script_tut2.html

レッスン2.3「テーブルのデータを表示する」 

TI-Nspireでリストtable := {"one", "two", 7}ように定義したとします。その場合、table[1]とすれば"one"が表示され、table[3]とすれば値7が表示されます。Luaでもまったく同じです。それどころかLuaのほうがTI-Nspireに比べて変数の扱いは自由度が高い。TI-Nspireの場合は、文字列"7"と数字7との区別に気を付ける必要があります。別々のデータ構造だからです。Luaの場合は、使い方が適切であれば問題になりません。したがって文字列"7"を変数numとして定義した場合、Luaで2*numを計算すれば14という答えが出ます。TI-Nspireでは、文字列に対してこのような演算はできません。 

このレッスンの例では次のようにしてテーブルの各行を生成しています。まず、k = 1のときに、文字列"line #"とkの値(すなわち1)とを連結してtable[1]へ代入します。table[1] = "line #1"となるわけです。連結にはダブル・ドット(..)を使います。次いで k = 2 のときにも同じように処理が繰り返されます。簡単です。