ジオメトリック・オブジェクト入門
[Geometry]ツールは、Graphs、Geometryのどちらのアプリケーションでも利用できます。このツールを使うことにより、ポイント、直線、形状などのオブジェクトを描いてその特徴を調べることができます。
- Graphingビューでは、Geometryワーク・エリアの上に重ね合わされたGraphsワーク・エリアが表示されます。オブジェクトの選択、測定、変形は、どちらのワーク・エリアでもできます。
- Plane Geometryビューでは、Geometryアプリケーションで作成したオブジェクトしか表示されません。
Graphsアプリケーションで作成したオブジェクト
Graphsアプリケーションで作成したポイント、直線、形状は、解析的オブジェクト(analytic object)です。
- これらのオブジェクトを定義するポイントはすべて、xyグラフ面に乗っています。Graphsアプリケーションで作成されたオブジェクトは、Graphsアプリケーションでしか表示できません。xy軸の縮尺を変更すると、それに応じてオブジェクトの外観も変化します。
- オブジェクト上のどのポイントの座標も、表示、編集することが可能です。
- Graphsアプリケーションで作成した直線、接線、円形状、幾何学的円錐曲線については、その方程式が表示できます。
上図の円弧および多角形はGeometryアプリケーションで作成しました。正弦波および円錐曲線はGraphsアプリケーションで作成しました。
Geometryアプリケーションで作成したオブジェクト
Geometryアプリケーションで作成したポイント、直線、形状は、解析的オブジェクト(analytic object)ではありません。
- これらのオブジェクトを定義するポイントは、グラフ面には乗っていません。Geometricアプリケーションで作成されたオブジェクトは、Graphs、Geometryのどちらのアプリケーションでも表示できますが、グラフのxy軸を変化させても影響を受けません。
- オブジェクト上のポイントの座標は取得できません。
- Geometryアプリケーションで作成したジオメトリック・オブジェクトを表す方程式は表示できません。