(6/7)変数のロック、ロック解除

(6/7)変数のロック、ロック解除 

変数は、ロックしておけば、変更または削除から守ることができます。ロックしておけば、意図せずに変数が変化してしまうことを防ぐことができます。 

 

f:id:ti-nspire:20150127101819j:plain

左のtimeリストおよびaltitudeリストをロックしておけば、問題の改変が防げます。
 

f:id:ti-nspire:20150127101950j:plain

基準となる函数f1をロックしておけば、意図しない変更を防ぐことができます。

 

ロックできない変数

  • システム変数Ans
  • stat.およびtvm.の各変数グループ

 

ロックされた変数についての重要な情報 

  • 変数をロックするときはLockコマンドを使います。 
  • ロックされた変数を変更または削除するときは、最初にその変数のロックを解除しなければなりません。 
  • ロックされた変数は、変数メニュー・リストのところにロック・アイコンが表示されます。 
  • ロック解除された変数にLockコマンドを適用すると、Redo/Undo履歴は消去されます。

 

ロックの例 

Lock  a,b,c

Calculatorアプリケーションでabcの各変数をロックする場合

Lock  mystats.

変数グループmystatsのメンバーすべてをロックする場合

UnLock func2

変数func2のロックを解除する場合

lm:=getLockInfo(var2)

Calculatorアプリケーションでvar2の現在のロック・ステータスを取得してその値をlmに代入する場合

 詳しくはReference Guideを見てください。

 

変数を更新する 

計算結果で変数を更新する場合は、その計算結果を明示的に保存しなければなりません。 

エントリー

計算結果

備考

a  :=  2

 

2

 

a^3

 

8

計算結果はこのままでは変数aには保存されない。

a

 

2

 

a  :=  a^3

 

8

変数aは計算結果によって更新される。

 

a

 

8

 

a^2 → a

 

64

変数aは計算結果によって更新される。

a

 

64

 

  

ラスト・アンサーを再利用する 

Calculatorで何かを計算すると、そのたびに自動的に最後の計算結果がAnsという変数に保存されます。Ansを使えば、連続して計算することができます。

Ansをはじめとするシステム変数にはリンクしないでください。システム変数にリンクした場合は、その変数は更新できません。システム変数には、統計結果(Stat.RegEqnStat.dfErrorStat.Residなど)およびFinance Solver変数(tvm.ntvm.pmttvm.fvなど)が含まれます。(訳註:Finance Solver変数って何?) 

Ansの使用例として、幅1.7メートル×長さ4.2メートルの庭地の面積を計算してみます。そのあと、計算された面積の値を使って、1平方メートルあたりの収穫量を計算します。庭地全体でトータル147個のトマトが採れると仮定します。 

  1. 面積を計算します。

-          Calculatorのエントリー・ラインに1.7*4.2と入力し、Enterキーを押します。

-          ハンドヘルド:Calculatorのエントリー・ラインに1.7f:id:ti-nspire:20150127102313j:plain4.2と入力し、f:id:ti-nspire:20150126095303j:plainを押します。 

f:id:ti-nspire:20150127102828j:plain

  1. ラスト・アンサーを再利用して、1平方メートルあたりの収穫量を計算します。

-          147/ansと入力してEnterキーを押すと、1平方メートルあたりの収穫量が求まります。

-          ハンドヘルド:147f:id:ti-nspire:20150127102411j:plainansと入力してf:id:ti-nspire:20150126095303j:plainキーを押すと、1平方メートルあたりの収穫量が求まります。 

f:id:ti-nspire:20150127102852j:plain

  1. もう1つの例として、f:id:ti-nspire:20150127102450j:plainを計算してから2*log(45)を加算してみます。

-          3.76/(-7.9+sqrt(5))と入力し、Enterキーを押します。

-          ハンドヘルド:3.76f:id:ti-nspire:20150127102411j:plain(f:id:ti-nspire:20150127102559j:plain7.9+sqrt(5))と入力し、f:id:ti-nspire:20150126095303j:plainを押します。 

f:id:ti-nspire:20150127102915j:plain

  1. ラスト・アンサーを再利用します。

-          ans+2*log(45)と入力し、Enterキーを押します。

-          ハンドヘルド:ans+2f:id:ti-nspire:20150127102313j:plainlog(45)と入力し、f:id:ti-nspire:20150126095303j:plainを押します。 

f:id:ti-nspire:20150127102949j:plain

 

値を一時的に変数に代入する 

値を一時的に変数に代入してその状態で1回だけ計算するときは、“|”(such that)演算子を使います。(訳註:“|”は「such that演算子」という名前のようである。Reference Guide では「constraint演算子」と呼ばれている)

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