Logicデバイスの較正
PCがインターネットに接続してある場合は、較正ファイルのダウンロード処理がLogicソフトウェアによって自動的に行われます。
(中略)
この較正データはLogicデバイスに保存してあるのではなく、Saleae社のサーバーに保存してあって、Logicデバイスが接続されたときにLogicソフトウェアによって自動的にダウンロードされるとともに最新版の有無も確認されます。
較正状況を確かめる
- Logicソフトウェアの最新バージョンを開きます。
- Logicデバイスを接続し、Logicソフトウェアと接続されるのを待ちます。
- [Options]→[Preferences]→[Calibration Info]タブの順に選択します。
ここには、較正済みかどうかとは無関係に、物理的に接続してあるLogicデバイスが全部表示されます。
デバイスIDは、デバイスごとに決まっている64ビットIDです。
[Calibration Type]は“DC and frequency response”となっているはずです。“DC”だけの場合はエラーですのでサポートセンターまで御連絡ください。“DC and frequency response”であれば、DC電圧は正しく、かつ周波数応答はどのサンプリングレートでも平らであり、帯域幅のところで滑らかに下がってゆきます。
[Calibration Date]は、お使いのLogicデバイスで作成されたキャプチャを処理して較正データセットを生成した最新日付です。お気づきかもしれませんが、この日付はLogicデバイスの購入日よりもあとの日付であることがあります。較正定数生成コードを変更するときには必ず、出荷したすべてのLogicデバイスから取得したキャプチャを処理し直さなければならないことが、その理由です。
[Last Updated Date]は、ユーザーの較正ファイルがSaleae社のWebサーバーにアップロードされた日付です。お使いのLogicデバイスで利用できる新たな較正ファイルがないかどうかについても、この仕組みで確認されます。
Logicソフトウェアのバージョンが古いと較正ファイルが機能しないことがありますので、Logicソフトウェアは常に最新版にしておくようにしてください。
較正ファイルを手動でダウンロードする
(略)
PC同士で較正ファイルを転送する
(略)
定期的な再較正は必要か?
Logicデバイスは定期的な再較正は不要です。
お困りの場合は
(略)