Luaレッスン8.1「グラフィックス・コマンド:レファレンス」和訳

原典:

http://compasstech.com.au/TNS_Authoring/Scripting/script_tut8.html

 レッスン8.1「グラフィックス・コマンド:レファレンス」

基本的なグラフィックス・コマンドは以下のとおりです(Luaは、大文字・小文字が別の文字として区別されます!)。

  • drawLine(xstart, ystart, xend, yend):2組の座標の間に直線を引きます。
  • drawRect(x, y, xwidth, yheight):幅xwidth、高さyheightの長方形を座標(x, y)に描きます。
  • fillRect(x, y, xwidth, yheight):直前に指定した色で四角形を塗りつぶします。
  • drawPolyLine({x1, y1, x2, y2,..,xn, yn, x1, y1}):各座標を結ぶ多角形を描きます。注:多角形を閉じるためには、始点の座標と終点の座標とを同じしなければなりません。自動的には閉じませんので、"drawPolygon"という名前のコマンドにはなっていません。
  • fillPolygon({x1, y1, x2, y2,..,xn, yn, x1, y1}):各座標で指定された多角形に色を塗ります。閉じた多角形にしなければなりません。
  • drawArc(x, y, width, height, start angle, turn angle):指定した幅と高さと角度の孤を座標(x, y)に弧を描きます。円にするときは角度を0~360にします。
  • fillArc(x, y, width, height, start angle, turn angle):指定した弧または円に色を塗ります。
  • drawString("string", x, y [, Position]):指定した座標に文字列を描きます。Positionは文字列のアンカー・ポイントです。"bottom"、"middle"、"top"のどれかが指定できます。
  • getStringWidth(string):文字列の幅を返します。
  • getStringHeight(string):文字列の高さを返します。

ほかにも以下のような便利なグラフィックス・コマンドがあります。

  • isColorDisplay():カラー表示できる場合(Nspire CXの場合)は1を返します。それ以外は0を返します。
  • setAlpha(integer):透明度を指定します。引数の範囲は0~255の整数です。
  • setColorRGB(red, green, blue):RGBの値で色を設定します。範囲は0~255の整数です。
  • setFont(font, type, size):fontには"sanserif"や"serif"などを指定します。typeは、ボールドの場合は"b"、標準の場合は"r"、斜体の場合は"i"、ボールド斜体の場合は"bi"を指定します。sizeは整数で指定します。
  • setPen(size, style):sizeには、"thin"、"medium"、"thick"のいずれかを指定します。styleには、"smooth"、"dotted"、"dashed"のいずれかを指定します。