インサイトゥー、インスィチュー
計測技術 2009年4月号
○レーザー式ガス分析計/東光計器/大橋秀行
今や“世界潮流”となりつつある“In-Situ”(直接挿入)型ガス分析計を紹介する。【プロセス計測・制御】『防爆対応レーザガス分析計』GPro500 | メトラー・トレド - Powered by イプロス
メンテナンスコスト削減が課題なら！直挿式の波長可変レーザガス分析計をぜひご検討ください。
https://www.horiba.com/uploads/media/R50J_07_035.pdf
その状況に対し，弊社はこれらの課題を解決出来るプローブ方式の光学系を採用した，直挿式レーザ塩化水素計「TX100」を国内で初めて実現した。
(～略～)
直挿式レーザ塩化水素計「TX-100」は，先に述べたように，煙道にレーザ光を直接照射して計測するIn situタイプの分析計で，測定原理には，レーザ吸収分光（TLAS：Tunable Laser Absorption Spectroscopy）法を用いている。計装情報サイト：計装Cube20：「Cubeインタビュー：シーケンサーに計装を取り込む――工業炉の計装化に取り組む宮本工業所――」：工業技術社
（1）off-line測定
分析室にサンプルを持ち込んで行われる。
（2）at-line測定
測定地点の近くに専用機を設置してプロセス要員が分析機器を使用して測定する。分析機器とプロセスはオフラインで人間が介在する。
（3）on-line測定
分析機器は自動化され，プロセスとサンプリング装置を介して結合する。
（4）in-line測定
成分センサあるいは光検出プローブをプロセス内に設置し，in situ（あるがままの状態で）で測定する。これによりサンプリング装置が不要となると同時にサンプリング装置が負担していた問題をセンサあるいはプローブが解決しなければならない。
（5）noninvasive測定
非接触・非浸襲で測定できる。プロセス分析としては理想的な段階となる。
