二酸化炭素(CO2)センサー

非分散赤外線吸収方式(NDIR)によるGravity - 赤外線CO2センサ/メーター - スイッチサイエンスを試してみる。室内環境は1000 ppm以下であることが推奨される。大気中のCO2濃度はおおよそ380 ppm (0.038%)である*1

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センサーの諸元:
電源電圧: 4.5~5.5 V
消費電流: 平均 60 mA以下、ピーク 150 mA
出力信号: 0.4~2 V
測定範囲: 0~5000 ppm
予熱時間: 3分
応答時間: 120秒
耐用期間: 5年以上

マイコンがスタックしてあって、下のようにシグナルコンディショニングされた電圧が出力される。
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したがってCO2濃度(ppm)は出力電圧から次式で求まる。
ppm = (V - 0.4) * 5000 / (2 - 0.4)
  = 3125 * V - 1250

作業場のCO2濃度を測ってみた。おおよそ1300 ppm (0.13%)であった。
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