原典：http://compasstech.com.au/TNS_Authoring/Scripting/script_tut1.html
レッスン1
TI-Nspire 3.0に新たに強力な機能が加わりました。Luaスクリプト機能です。Luaは、最新で高速のスクリプト言語のひとつです。Luaで書かれたスクリプトは、たとえ簡素なテキスト・エディターで書かれたものであっても、OS3.2のScript Editor、TI-Nspireの旧スクリプティング・ツール、サードパーティー・ツールのいずれかでTI-Nspireドキュメントへ変換できます。もちろんTI-Nspireの元々の機能でも、教育用、学習用のドキュメントは制作できますが、Luaスクリプトを利用すれば、今までにない刺戟的な可能性が一層高まります。
今回TI-Nspireに組み込まれたLuaスクリプト機能を経験豊富なプログラマーが活用した場合、その効果は計り知れません。さまざまな活用例に示したように可能性は無限です。しかし、プログラミングの経験がなくてもLuaスクリプト機能は利用できます。経験者に比べれば限界はあるかもしれませんが、それでも十分に効果的な形で利用できます。ここで紹介するビギナー向けチュートリアルを足がかりに学習を進めれば、先生も生徒も、自分ならではのドキュメントの制作に取りかかることができます。
まず、Luaを使ってテキストを表示してみます。ダイナミックに動くグラフや画像はゆくゆく登場します。
