SPIで何かを読み出してみる / K型熱電対とMAX31855 (5V版) / MAX31855内部で線形変換した温度を読む

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Thermocouple_Temperature_Using_SPI_Read.vi - Google ドライブ

K型熱電対とMAX31855 K型熱電対温度センサ 5V版 Rev.3 - スイッチサイエンスとを組み合わせてSPIで温度を読み出してみる。MAX31855自体は3.3V動作であるが、このブレークアウトボードは5V動作に変換してある。myDAQのDIOは基本的には3.3V IOであるが、DIは5V tolerantであるため5V版がそのまま使える。

myDAQをマスターにして読み出すだけなのでデータ線はMISOだけである。2の補数で負数を表現しているので符号付き整数に変換する。

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サブviとして作ったSPI_Read.viは三段重ねになっている。1段目でチップセレクト信号を生成する。2段目でクロックを生成する。クロックをHにした直後に3段目でデータを読み出して排列に格納する。テキストどおりだとうまく読み取れなかったので少しタイミングを変えてある。
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これが1回ぶんの測定をロジアナで観測した結果。クロックのパルス幅は1msecに設定してあるが、他の要素が支配的なためか異様に遅い。
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