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プログラムのエントリーポイント
どのJackプログラムも、そのうちの1ファイルにはMain.jackという名前をつけなければならず、かつこのファイルに含まれている函数の1つにはmainという名前をつけなければなりません。したがってコンパイル後は、どのVMプログラムも必ず1ファイルはMain.vmという名前がつけられ、かつこのファイルに含まれるVM函数の1つにはMain.mainという名前がつけられます。このMain.mainがアプリケーションのエントリーポイントです。このランタイム規約は次のように実装されます。VMプログラムの実行を開始すると、最初に必ず、引数のないVM函数Sys.initが実行されます。Sys.initはオペレーティングシステムの一部です。このOS函数は、ユーザープログラムのエントリーポイント函数をコールするようプログラミングされています。Jackプログラムの場合、Sys.initはMain.mainをコールするようプログラミングされています。
