標準ガス、ゼロガス、スパンガス

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    実は、大気の状態を測る際に、“ものさし”となっているのがガスなのです。この“ものさし”は、一般的に「標準ガス」と呼ばれており、大きく分類すると、「ゼロガス」と「スパンガス」の二つに分けられます。ゼロガスとは、計器のゼロ点を調整する基準となるもので、主に汚染物質が含まれない窒素やエアーが使われます。また、スパンガスとは、測定される汚染物質(たとえばNO2、COなど)が窒素やエアーに定量入っている混合ガスのことをいいます。簡単にいうと、計測器のゼロを決めるのがゼロガスで、汚染物濃度の目盛りとなるのがスパンガスです。

  • https://www.env.go.jp/air/tech/ine/asia/vietnam/files/coop/files/cobenefit2016J-2.pdf
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