情熱のフルディスクリートFMラジオ8 / RFブロックを作る

pp.96-101

今度は本番のRFブロックを作る。中心周波数は83.3 MHzを目標とする。テキストより3.3 MHz高いが、テキストの定数のままトリマ(4.2~20 pF)でカバーできそうなので何も変えない。回路は、前回動作確認をした共振型ソース接地アンプの共振周波数を80 MHz帯に変えて2段構えにしただけである。

基板サイズは75 × 100 mm。

追記(2024/01/30): トリマーの向きが逆であった。一往動いてはいるが。

80 MHz帯の信号生成器が手近にないため、MAX10のPLLを利用して約83.3 MHzの方形波を生成してそこにRFブロックのアンテナ(1 mほどのビニル線)を絡ませる。とりあえず無負荷のまま、信号が一番大きくなるよう各トリマを調整しておく。オシロの帯域が50 MHzなのでまともには測れていない。

トランスの巻き方はテキストに書かれていない。ここでは重ね巻き(?)にした。極性はどちらでもよい。