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今度は可変容量ダイオードMV209を使って周波数を振ってみる。制御電圧の範囲を1.5~9 Vとすると、上は38 pFまで、下は12 pFまで振れそうである。
前回の回路を下のように変える。
共振周波数は1/(2*pi*sqrt(L*C))。ただしCは、3個直列のキャパシタと2個直列のキャパシタとが並列になっているので下のように計算される。C4は可変容量ダイオードにかけた電圧をDCカットするため。今回の諸元だと20 kHzくらいの幅で可変できそうである。
↓ オシロで実測した。左が、バリキャップに1.63 Vを印加したとき(3.51 MHz)。右が、バリキャップに8.98 Vを印加したとき(3.53 MHz)。