enable function
-
「イネーブルファンクション(Enable Function)」と呼ばれる米国スタートアップの法務部門においては、法務も、ビジネスの目標と連動した法務部門の目標・プライオリティ(優先順位)を明確に立案する。
国際競争力強化に向けた日本企業の法務機能の在り方研究会法務機能強化 実装ワーキンググループ(第 1 回)議事要旨
やはり法務パーソン、またはリーガルマインドをもった人が経営に本当に報いているのか、本当に役に立っているのかというところがまさに課題、ギャップなのではないか。片方で法務はすごく真面目に仕事をしていて、我々は会社にとって必要不可欠な部門ですと思っている。ところが、経営者からみると、あってもなくても回るみたいなことをいわれ、そのギャップすなわち「経営のニーズ」を拾い切れていないのかもしれない。法務がイネーブルファンクション(Enable Function)として、実は動いていないおそれが潜んでいる。
~
「イネーブルファンクション(Enable Function)」と事業部から自然に思われる法務部門・法務パーソンになることが 1 つの理想であると思われる。経営者の側からも、ビジネスクリエーションにどう法務パーソンを役立てるかの手法が広まると法務部門としてもありがたいと思う。法務はビジネスをクリエーションする「イネーブルファンクション(Enable Function)」であるという認識を日本の法務パーソンがより広く共有できるようになれば、もっと事業に資する可能性がある。
~
法務部門のことを「イネーブルファンクション(Enable Function)」と呼んでいる。会社の経営・事業・物事を可能ならしめるファンクションという意味で、こう呼ばれている。ビジネス側からみて事業を可能ならしめる、前に推進せしめるファンクションとして法務が認識されていることに基づいていると思う。-
以前にお会いした企業の法務責任者が言っていたことが、非常に象徴的です。その会社内で法務は「Enable Function」といわれているのだそうです。つまり、事業を可能たらしめる機能を担っているのです。
-
リーガルリスクマネジメント/ ISO31022の枠組みを世界に先駆けて日本に普及するお手伝いを通じて、Enable Functionである私達法務部門が、所属組織そして日本の国際競争力の源泉となる環境を整える。