CTCモードのTimer1で時間遅延を生成する

p.300

PB6の出力をトグルする。

; スタックポインタの初期化マクロ
.MACRO INITSTACK
    LDI R20, HIGH(RAMEND)
    OUT SPH, R20
    LDI R20, LOW(RAMEND)
    OUT SPL, R20
.ENDMACRO

    ; スタックポインタを初期化して、
    INITSTACK

    ; PB6のIOをOUTにして、
    SBI DDRB, 6

    ; PB6からHを出力して、(トグルの初期値なのでLにしても同じ)
    LDI R17, 1 << PB6
    OUT PORTB, R17
    
    ; PB6をトグルするためのマスクビットをセットして、
    LDI R16, 1 << PB6

BEGIN:
    ; 待って、
    RCALL DELAY

    ; PB6の出力をトグルして、
    EOR R17, R16
    OUT PORTB, R17

    ; を無限に繰り返す。
    RJMP BEGIN

DELAY:
    ; Timer1をリセットして、
    LDI R20, 0
    STS TCNT1H, R20
    STS TCNT1L, R20

    ; Timer1のコンペア値Aを設定して、
    LDI R20, 0xF0
    STS OCR1AH, R20
    LDI R20, 0x50
    STS OCR1AL, R20

    ; Timer1をCTCモードにし、CS10ビットを1 (クロックを1分周)にして、Timer1でカウントをスタートする。
    LDI R20, 0
    STS TCCR1A, R20
    LDI R20, 1 << WGM12 | 1 << CS10
    STS TCCR1B, R20

AGAIN:
    ; Timer1がコンペア値Aにマッチするまでとどまって、(すなわちコンペアマッチフラグAがセットされたら次の命令をスキップして、)
    ; Skip if Bit in I/O Register is Set
    SBIS TIFR1, OCF1A
    RJMP AGAIN

    ; Timer1のコンペアマッチフラグAがセットされたのでTimer1をストップして、
    LDI R20, 0
    STS TCCR1B, R20

    ; Timer1のコンペアマッチフラグAをクリアして、     
    LDI R20, 1 << OCF1A
    OUT TIFR1, R20

    ; 遅延函数ルーチンを抜ける。
    RET

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