20.6.3 Random-Based Verification

p.559
非公式訳

20.6.3 乱数を用いた検証

「ディレクテッドテスト」とは別のもう1つの方法は、まずDUVが正しく機能しているどうかを教えてくれるチェックメカニズムを記述しておいてから、注目すべき状態がすべて現れるまで乱数テスト入力値をDUV に与えるという方法です。もちろんこの乱数テスト入力値は完全な乱数ではありません。当のテストケースにとって妥当な値になるよう、乱数には一連の制約を課さなければなりません。この方法を「constrained random verification」といいます。ディレクテッドテストでもファンクショナルカバレッジは使えますが、乱数を用いた検証ではファンクショナルカバレッジは必須です。そのためこの方法は「coverage-driven random-based verification」とも呼ばれます。