ステータスレジスタ(SREG)

pp.41-42

「flag register」とも言う。ジスタ。
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C~Hが「conditional flags (条件フラグ)」。

  • Cはcarryフラグ。一般に符号なし演算のエラー検出に使う。
  • Zはzeroフラグ。結果が0のときにフラグが立つ。
  • Nはnegativeフラグ。結果のビット[7]が1のときにフラグが立つ。
  • Vはoverflowフラグ。一般に符号つき演算のエラー検出に使う。
  • Sはsign bitフラグ。N XOR Vの結果。
  • Hはhalf carryフラグ。ADDまたはSUBの最中にビット[3]からビット[4]へキャリーしたときにフラグが立つ。BCD演算を実行する命令に使う。「AC (auxiliary carry、補助キャリー)フラグ」とも言う。