チャタリング除去回路#2 (独立したスイッチが複数個ある場合)
pp.57-58
非公式訳:
ディバウンサーそのものは、xの最後の2値を保存する2段のシフトレジスタで構成する。その2値が等しい場合は、その2値を出力レジスタへコピーする。sclkはミリ秒のオーダーであるため、ここでもやはりシンクロナイザーは不要である。また、出力にグリッチが現れないこともつけ加えておく。
この方法の缺点は、カウンターが常時有効であること、そしてカウンターが高速作動することである。ディバウンサーが必要になるのはほんのごく短時間に過ぎないため、クロックゲーティング(セクション2.10)を用いれば省電力化に効果的である(エクササイズ13.16)。