ウィーンブリッジ発振回路5 / AGCを追加する

参考: 絵とき オペアンプ回路, pp.168-171

ウィーンブリッジ発振回路 / 実際に発振させる -の続き

今度はNch JFETによるAGCを追加する。ダイオードで半波整流して生成した負電圧をNch JFETのゲートに加える。

  • 発振波形が度を超えて成長しようとすると、ゲート電圧が負側に大きく振れる。するとDS間抵抗が大きくなって成長が抑え込まれる。
  • 発振波形が度を超えてしぼみそうになると、ゲート電圧が0 Vのほうへ振れる。するとDS間抵抗が小さくなって成長が促される。

↓ これが電源投入直後の波形。黄色が発振波形(Vout)。緑がゲート電圧(発振波形の負側の半波整流波形)。

↓ これが、安定したあとの発振波形。振幅は |(ゲート電圧 - ダイオードのVf)|。