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非公式訳
ノーマルモードのTimer0で時間遅延を生成するときは下の手順を実行します。
TCN0レジスターに初期カウント値をロードします。
ノーマルモードと適切な分周比とが選択されるよう、TCCR0A、TCCR0Bの各レジスタを設定します。クロックソースを選択すると、タイマー/カウンターのカウントが始まって、クロックのティックするたびにタイマー/カウンターの値が1ずつ増えます。
タイマーオーバーフローフラグ(TOV0)が立つかどうかを監視し続けます。TOV0がHになったらループを抜けます。
以下の命令でクロックソースの接続を断ってタイマーを停止します。(訳註: 分周比を設定しないとタイマーにクロックが供給されないのでタイマーは停止する)
LDI R20, 0x00
OUT TCCR0B, R20
次の遅延生成に備えてTOV0フラグをクリアします。
手順1に戻って、またTCN0にカウンターの初期値をロードし直します。