符号つき数字

p.124

非公式訳:
十進数は、最上位桁の左側に+記号または-記号をつけて符号を示します。二進数は左端ビットで符号を示します。正数は左端ビットが0、負数は左端ビットが1です。したがって符号つき数字は、図3.7に示したように左端ビットで符号を表現し、残りのn-1ビットでその数の大きさを表現します。MSBの位置の違いに注目することが大切です。符号なし数字は、全ビットでその数の大きさを表現します。よって、数字の大きさを定義するうえで全nビットが意味を持ちます。したがって、ビット位置bn-1にある左端ビットがMSBです。符号つき数字は有効ビット数がn-1ビットであり、ビット位置bn-2がMSBです。